冬の嫌な静電気!その防止や対策!…実は静電気は肌荒れや乾燥とも関係! 2023年1月11日 最終更新日時 : 2025年1月21日 gm-web 冬の嫌なことの一つとして、静電気はありませんか? セーターを脱いだ時のパチパチする音。ドアノブを触った時に指先に来るバチッという静電気。 しかしそもそも、静電気はなぜ起こるかご存知ですか? なぜ冬に静電気は起こりやすいのか? 静電気は冬というイメージですが、冬にだけ特別起こるわけではありません。 発生した電気は、空気中の水分によって自然と放電されていきます。 しかし、冬は乾燥しており、空気中の水分が少ないため、静電気が放電されにくい状態になり、体にたまっていきます。 肌が乾燥しやすい人は静電気にも要注意 しかし、冬になれば全員が静電気に悩まされるかといえば、そうではありません。 実は静電気をためやすいタイプの一つとして、肌の水分量が少ない人があげられます。 保湿がされた肌の場合は水分量が多いわけですから、静電気は肌の水分を通して少しずつ放電されるため、静電気は起こりにくくなります。 一方で、乾燥している肌の人は、水分量が少ないために静電気が放電されにくい状態になっています。 結果体にたまってしまい、ドアノブなどを触ったときに一気に放電して「バチッ」とした音とともに、痛みを感じるのです。 静電気の刺激も肌荒れの原因に! 静電気の「パチパチ」した刺激は、肌の角質層も傷つけます。 また、肌が本来持っているバリア機能も損なわれたり、皮フが傷つくことで炎症を起すなど、様々な肌のトラブルを引き起こす可能性があります。 また、静電気がたまっている状態は、空気中のハウスダストや雑菌などの細かい汚れが肌に付きやすくなります。 そうなるともちろん肌荒れしやすくなりますし、ニキビ等も出来やすい状態になります。 しかし静電気を防ぐにはどうすればいいの? 水分量の問題ですから、まずは加湿が大切になります。そして肌の保湿も重要です。 実は入浴の方法にもコツがあります。熱いお湯につかると、皮膚を守る皮脂膜やセラミドを溶かしてしまい、肌の乾燥につながります。また体をゴシゴシ洗いすぎると、皮膚のバリア機能の低下につながります。 ポリエステルやナイロンなどの、化学繊維の服を避けることでも、静電気が起きにくくなります。 私は、静電気「痛い」というだけではないとわかってから、体をゴシゴシ洗いすぎるのは避けています。 自分で出来る方法で嫌な静電気を対策しましょう!