どのマスカラがおすすめ?【化粧品開発者が解説】使い方の基本から種類別の特徴まで
基本的な使い方(塗り方)
まずは、基本的な使い方をおさらいしましょう。
塗る前にまつ毛を整える
付け方のコツ
マスカラ王道3種類の効果別特徴
ボリューム
テクスチャーが重く、粘度の高い油性成分を使った厚みのある液になっています。まつ毛1本1本にたっぷり液がつき、太く濃く、ボリュームが出ます。
どんな人におすすめ?
目元を強調したい人におすすめです!ナチュラルメイクも引き続き流行していますが、Y2Kファッションのブームと共に、ボリュームのある目元のメイクも挑戦してみては?
ロング
ボリュームタイプのマスカラに比べて長さを重視したい時に使うマスカラです。細く長い繊細なまつ毛に仕上がります。繊維入りのものもあり、線維配合のものは、線維をまつ毛に絡ませることで長さを出します。
どんな人におすすめ?
使いやすいものが多く、初心者さんにおすすめです。
カール
まつ毛上でより早く乾くことで、カールをキープします。ビューラーのキープ力が持続し、長時間ビューラー仕立てのまつ毛でいることが可能になります。油性成分を多く含む処方で、リムーバーでなければ落ちないものもあります。
どんな人におすすめ?
長さやボリュームを強調するのではなく、今あるまつ毛を活かす、ナチュラルメイクの方におすすめです。
どう違う?フィルムとウォータープルーフ 液の種類
フィルム
乾くと耐水性フィルムが形成され、まつ毛をコーティングします。水に強くにじみにくいのが特徴です。
「お湯でおとせるタイプ」のものは、38~40℃ぐらいでフィルムコーティングが溶ける設定になっています。
ウォータープルーフ
揮発性のあり、油膜が形成されるタイプです。
水に濡れてもにじみにくいですが、落とす際は専用のリムーバーが必要です。
代表的6種類 マスカラブラシの形状と特徴
マスカラを塗るのが得意でないという方もいらっしゃると思います。
私自身も、ブラシを代えると塗りやすくなったことがありました。特徴を理解し、自分の目的に合ったものを探しましょう。
ストレート型
アーチ型
コーム型
ロケット型
ラグビーボール型
コイル型
補足
ブラシは形だけではなく、長さも重要です。自分の目のサイズと合わないと、塗りにくく感じることもあります。
ここ最近、私は短いブラシを使っています。使用するまでは、何度も塗る必要があり、時間がかかりそうという先入観があったのですが、実際使って見ると、細かいところも塗りやすく、結果早く塗ることも出来て、一石二鳥です!
まとめ
マスカラの基本的な塗り方やコツ、効果別や液別の種類、そしてブラシの形状を把握することで、シチュエーションにあったものを選ぶことが出来ます。
まつ毛の塗る場所によって使い分けるなど、複数使いもおすすめです!
マスカラの選び方や使い方を工夫し、ワンランク上のメイクアップを目指しましょう!