今更聞けない…スキンケアの基本~化粧水~

季節の変わり目は、肌の変化も感じやすい時期です。この時期にスキンケアを見直す方も多くいらっしゃいます。

そこで今回の記事では、化粧水の基礎について改めて説明いたします。

化粧水とは

構成する成分のほとんどが水、あるいは水溶性の成分です。肌に水分を与え、柔らかくし、うるおいのある滑らかな肌に整えます。

つけてすぐは肌がうるおいますが、化粧水だけではうるおいを保つことが出来ず、蒸発してきます。

よって、化粧水の後には、乳液やクリームなどの油分で膜をつくり、水分の蒸発を防ぐことが重要となります。

化粧水を使う順番

化粧水は洗顔の後、乳液やクリームの前に使うのが一般的です。

洗顔後の肌は水分がどんどん蒸発していき、時間が経つと乾燥していきますので、すぐに化粧水を付けましょう。

また、お風呂上りは朝の洗顔時よりもさらに肌が乾燥しやすいため、速やかに化粧水を付けましょう。

化粧水の種類

化粧水(柔軟化粧水)

一般的に「化粧水」とよばれるものは、このタイプのものが多いです。

角質層に水分と水溶性の保湿成分を与えて皮膚を柔軟にし、みずみずしく滑らでうるおいのある肌に整えます。

収れん化粧水

オイリー肌の方におすすめのタイプです。角質層にうるおいを与えるだけでなく、肌表面を引き締めたり、皮脂のテカリを防止したりする効果が期待できます。

アルコールの配合量が多く、さっぱりとした使用感です。

ふきとり化粧水

化粧水という名前ですが、保湿目的のものではありません。ふきとり化粧水は古い角質や、肌に残った汚れを取り除くことを目的としています。

アルコールや界面活性剤も配合されています。

化粧水のつけ方

清潔な手のひらに適量を出します。商品によって、適量は違いますので、パッケージをよく読むようにしましょう。

手のひらの上で軽く広げ、両手で顔全体を包み込むように化粧水をなじませます。2~3回に分けて使うのもおすすめです。

化粧水は手で付ける?コットンで付ける?

化粧水をコットンで付ける方も多くいらっしゃると思います。

化粧水は手で付けもコットンで付けてもOKですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。

手で付ける場合

肌への刺激が少なく、手の温かみで浸透効果を高めることが出来ます。コットンに比べると使用量が少なく済む。

しかし、均一につきにくいというデメリットがあります。

コットンで付ける場合

手のひらように凹凸がないため、ムラになりにくく均一に塗布することができます。

摩擦による刺激で肌が傷つくこともあります。

まとめ

化粧水はスキンケアの土台となるものです。化粧水の特徴を理解し、自分に合った商品を選ぶことが大切です。

季節によってつけ方も変えてみるなど、用途にあった使用を心がけましょう。