マスクによる肌荒れ 原因と対策

マスクをしていると、肌は見えませんが、マスクによる肌荒れに悩まれている方も多いと思います。

そこで改めてマスクによる肌荒れの原因と対策についてお話したいと思います。

マスクによる肌荒れの主な原因

マスクによる肌荒れの主な原因は、摩擦や接触、乾燥、ムレの3つです。具体的に説明します。

摩擦や接触によるもの

ずっとマスクを着けているだけで、擦れた感じがするという方は少なくないと思います。マスクを着け外したり、会話の際に口を動かしたりすることで、マスクと肌は摩擦を起こしています。以前「各層(角質層)」についてお話しましたが、日々マスクの線維とこすれあうことで、各層(角質層)が少しずつ削られてしまいます。そうするともちろん肌荒れしやすくなります。

乾燥によるもの

マスクをしていると保湿されているように感じる方もいらっしゃると思います。これは自分自身の息によって加湿・加温された状態となっているからです。実は肌の温度が上がることで、皮膚内部の必要な水分も蒸発させてしまっています。

そしてマスクを外した瞬間に、内部の湿気が急激に蒸散し、乾燥を引き起こします。

ムレによるもの

加湿・加温された状態は、雑菌が繁殖しやすくなり、汗や皮脂増えやすくなります。
そうなると、ニキビや吹き出物などができやすくなります。

マスクによる肌荒れの原因がわかったところで、対策についてご紹介します。

摩擦や接触による対策

摩擦を減らすには、自分にあったサイズのマスクを選ぶことが重要です。
マスクの淵が当たるのは避けられませんが、それ以外に触れる場所が少なると摩擦を回避できます。

乾燥による対策

これはやはり根本的なスキンケアをきちんと行うことです。
特に保湿は大切になりますので、水分の蒸発を防ぐためにもクリーム状のものをおすすめします。
特に乾燥している部分に特化して塗ることもおすすめします。

ムレによる対策

余分な水分を清潔なハンカチなどでふき取りましょう。そのあとは保湿も行っておくと、余分な水分の蒸発も防げます。

基本的な保湿はやはり重要ですね。
マスクも色々なバリエーションがありますので、自分にあったマスクで肌荒れを避けましょう!

まとめ

マスクによる肌荒れの主な原因と対策
・摩擦によるもの → 自分にあったサイズのマスクを選んで摩擦を回避
・乾燥によるもの → 基本的なスキンケアと部分的な保湿
・ムレによるもの → 余分な水分のふき取りとそのあとの保湿